[776] グリスについて PONYO 

最近乗らずにメンテばっかりしています。で、皆さんはどんな万能グリスをお使いですか? ご自身の定番って有ります?
私は、俗称イエローグリースと言われるものでシマノの自転車のやつが好きです。(^^;)
人差し指と親指でのばして切れない粘性がいいんですが、柔すぎるかもしれません。
(2010/02/10 16:39:24)

[776-1] ホムセン専門です。 テキサス

私はホムセンで買った栗色のグリスを一般組み立て用に使ってます。
モリブデングリスを売っている店がなく、耐圧高温型とラベルに書かれていたピンクのグリスをベアリング等に使ってます。ちょっと不安はあります...。
(2010/02/11 10:07:05)

[776-2] ボート用 青太郎

リンク部やステアリングヘッド部には、ボート用の耐水性のあるマリングリスが良いと聞いたことがあります。
何系とかはメカオンチなのでわかりません・・・
私は、なにも考えずにホームセンターの安物グリスを使っています。
(2010/02/11 11:33:27)

[776-3] いろいろですね PONYO

ググってみてもいまいち分からないですね。(^^;)
ホムセンの栗色グリスはすごいお得ですよね。それで十分だと言う話も有りますが、私は粘りが少ないのが憂慮してしまいます。あと個人的な経験では、経年によるヘタリも早く意外と流れ出しも多いのか?痩せているのか?、少なくなるのが早いと思うことがあります。
モリブデンって持ってはいますが、サービスマニュアルに指定が無い限りは使った事がないです。
船舶用グリス。あれ、グリスって言うよりタールそのものって感じで、服に付いたら取れませんよね。(^^;) 

やっぱり、あれですかね、オイル交換と同じで、こだわるよりマメにグリスアップしなさいよってことですかね・・・
イヤー(><)! ゾウさん重過ぎでマメにやってられましぇん、体こわれます。いっそすべてに船舶用使ったら持つかしら。(いや、動きがますますゾウさんに・・・(笑))
2010/02/13 16:33:19

[776-4] グリス かつぼん

>>ホムセンの栗色グリス
一般に万能グリスと呼ばれるリチウムグリスのことだと思います。私もこれを主に使っています。
 ↓
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(2010/02/13 20:27:57)

[776-5] かつポンさん、ども PONYO

かつポンさんどもです。
リンク先の文章の最後でもやっぱり悩んでますね。。。(笑)
私が思うのは、ネジのかじりなんかでもどれを使うかよりは、きちんとグリスアップしてるかが重要な気がします。経験上ですが、万能グリスであれ、ちゃんとやったものはかじった事が無いです。
私は、外したネジは場所を問わず、パーツクリーナーか灯油で脱脂&清掃、ラスペネやってしっかり拭き取り、ネジ部に万能グリスしています。

あんまり関係ないですが、
メタルラバーってブレーキ周りのメンテに使うやつがありますが、あれはいいですね。今回のピボット交換のときに初めて使いましたがシール抵抗が少なくてすんなり入りました。今までシリコングリス使っていて全バラ時にシール破かないように気を使ってましたが、これはかなり楽でした。スズキ純正ケミカルらしいですね。
(2010/02/14 00:32:18)

[776-6] 見てきました テキサス

手持ちのグリス見てきました。
栗色の汎用グリスは皆さんお使いのと同じと思います。
耐熱、耐圧用はレッドグリスと呼ばれる様ですが、リチウムソープが何とかって書いてあったんで、かつぼんさんの言われているリチウムグリスなのかなと悩んでしまいました。でも最低260℃まではいける、見たいに書いてあるんで、きっと違うんだと思います。
で、今日工具屋でモリブデングリスを発見しまして、そんなに高くなかったんで買ってきました。
ちなみに価格は次の順位でした。
レッドグリス>モリブデングリス>>>栗色汎用グリス
(2010/02/16 10:07:13)

[776-7] いっぱいあって かつぼん

Wako'sのカタログです。右半分がグリースです。
 ↓
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単純にリチュームグリスと言ってしまうのは良くないようですね。
テキサスさんの「リチュームソウプ」はこのカタログの「リチューム石けん」と同じことなんでしょうね。それに何を混ぜているか、でいろいろ種類があるようです。
(2010/02/16 11:44:46)

[776-8] それぞれ PONYO

ですね。
万能グリスって最も良く使う上に、混ぜると良くないので途中から銘柄変更出来ないんですよね。一旦、それでメンテやってしまうと同じところはよっぽどでない限りは脱脂せずに補充になります。そうするとそのバイクで最初から使っていたグリスを必然的に使い続ける事になります。
毎回、初回メンテ時に悩んでいる記憶が有ります。でも結局は昔から変えれないでいるんですよね〜(笑)
(2010/02/16 20:23:15)

[776-9] PO テキサス

えっ?混ぜちゃいけないんですか?
今の所同じブランド(というか最初の一本目をまだ使っている)ですが、深く考えず買いやすい所で買うつもりでしました...
(2010/02/17 10:36:49)

[776-10] かつぼんさん、 テキサス

そうです、石鹸のSOUPでした。でもなんでグリスなのに石鹸なんでしょうね...。
(2010/02/17 10:37:43)

[776-11] テキサスさん、 かつぼん

手を洗うのも石鹸ですが、金属石鹸というものみたいですね(広い意味の)。
 ↓
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wiki([ココをClick]
より
>>グリース(grease)またはグリスは潤滑剤の一種で、油よりも粘度が
>>高く流動性が無いため常温では半固体または半流動性を呈する。
>>基本的には液状潤滑油にカルシウム・ナトリウム・リチウム・アルミニウ
>>ムの石鹸(脂肪酸の塩)等の増ちょう剤(増稠度)を均一に拡散させ、
>>ゼリー状にしたもの。
(2010/02/17 11:27:40)

[776-12] 混ぜる件 かつぼん

混ぜるのは良くないのでしょうけど、まあ、拭き取るか、さらに洗浄することでいいのではないでしょうか。グリスを塗布する部位にもよりますが、そもそも雨水だの不純物はいっぱいあるのだし。
(2010/02/17 11:33:46)

[776-13] 混ぜるのは PONYO

いやいや、同種ならいいんじゃないですかね。(笑)
私がいいたかったのは、新車で買う分には気にしませんが、中古なんかだと最初は疑って(^^;)きちんとやります。極論ですけど、前所有者がシリコン指定の部位に万能塗ってたりすると、拭き取りだけでは表面に残ってしまいシリコンがのらないような気がします。この例はさすがにやる人居ないでしょうけど。
でも、同種でも成分とかに自信が無いのでやっぱり脱脂からやるかなぁ、私。

2010/02/19 20:20:08

[776-14] ワコーズの 金ちゃん

マルチパーパスグリスを主に使っています。他にもウォータープルーフグリスとか、シルコリンの奴とか・・・ステム周りはモリブデン以外なら何でもOKのはずです。グリスを切らさない事が一番大事です。新車の状態だと必要最小限のグリスしか塗られていませんので。ホイルベアリングなんかも同じです。使用グリスはレース車両でもなければ、何でも大丈夫ですよ。ただし、モリブデンは結構流れやすいので、泥・水のかかる場所は避けたほうが良いかと思われます。純正のホイルベアリングは、コストダウンの為か、片面シールが多く見受けられます。タイヤ交換や点検の際にはグリスアップが吉です。指でまわしてゴリゴリしていたら交換時期かと・・・その場合は両面シールのベアリングをお勧めします。ほぼ規格品ですので、ホームセンターなんかで買えます。NTN・NACHI・KOYO・NSKなどが有名メーカーです。打ち変えには工具が必要ですが・・・さらにマニアになると、そのベアリングのシールをはずして、中のグリスを洗浄してから、お気に入りのグリスを入れシールする人も←(あたし)いるそうです。すみません!ベアリング&グリスマニアなもんで・・・あのネバネバ感がなんとも・・・ (2010/02/20 01:18:36)

[776-15] 金ちゃんさん、 テキサス

金ちゃんさん、
すごいっ!勉強になります!
ベアリングとグリスの専門家って方は初めてです!
2010/02/20 11:35:38

[776-16] ベアリング PONYO

今回のメンテに伴い、前後輪のベアリングをすべて交換しました。私もグリス入れ替え派です。ベアリングシールを剥がすと、気持ちよく入っているものもあれば、ほとんど入ってないもの、片面にしか入ってないものとすごいばらつきが有りますね。
私は万能グリスを目一杯詰め込んでシールし直しています。最初にやっといて二度と空けません。ガタなど必要が有ればベアリング交換時に同じ事をやるだけですが、同じ車種で二度やった事は無いです。^^;

そうですよねっ!やっぱネバネバ感ですよね!>金ちゃんさん
あれがないと糸を引かない納豆なんて(笑)って思ってしまいます。それで好き嫌い銘柄決めてるようなもんです、私。
2010/02/21 22:22:54

[776-17] シールの外し方 テキサス

PONYOさんまで...。隠れグリス派が多そうですね...。
ところでグリスの先生が2人もいるので、ベアリングのシール外し方を教えていただけませんか?DRじゃないですが、今日ホイールを外した所、浸水して中のグリスがカプチーノになっている雰囲気だったんです...。
(2010/02/22 09:44:58)

[776-18] 私は PONYO

 精密ドライバーの一番大きいマイナスでやります。小さすぎると破いてしまいます。シールの外周とベアリングのアウターリングの隙間をアウターリングに沿ってマイナスドライバーを入れています。入ったら力を抜いててこの原理でおこす感じでしょうか。
 でも、シール交換よりベアリング外しの方が大変ですよ。金ちゃんさんがおっしゃってるように・・・なんだっけ?
ベアリングプーラー!、そう、これがいりますし、使い方間違えると工具壊します(笑)

カプチーノ
 一度開ける快感を覚えると、不安からぜーんぶ開けずにはいられなくなりますよ、きっと。フフフッ(謎)
2010/02/23 20:09:18

[776-19] 私は・・・ 金ちゃん

PBのシールピックツールを使います。先っちょが尖っていて、微妙な力加減が出来るので・・・

PONYOさんも入れ替えますか、そうなんですよねぇ〜あれやっちゃうとねぇ〜やめられないですよねぇ〜。バイクショップの人間からも変態扱いされてましたから、お仲間発見!って事で、あっ失礼しました(笑)しかし、ベアリングのグリスを入れ替えたとしても、あまり体感できないのが寂しいですけどね。敏感な方ならば、おぉーってなるのかも知れませんが、私は全く感じることができません。転ばぬ先の杖です。摺動する場所を保護、そしてスムースに動かすのがグリスですからね・・・
(2010/02/25 00:31:18)

[776-20] re:私は・・・ PONYO

金ちゃんさん、いやいや、私たち変態組を擁護する訳では有りませんが効果は実感してますョ。
数年後の持ちが明らかに違うのを実感しています。グリース入れ替えたものは数年後も変化無くグリスの色も保ったままです。何もしてないものは一年後ですらサビなどがでているものがあり、この差はグリースの質というよりは量とまんべんなく塗れているかに有るような気がします。

もう20年も前になりますが、エンジンの燃焼室と排気ポートの鏡面仕上をやったことあります。とは言っても紙ヤスリで旋盤跡を取り、ピカールで磨いただけですが。(^^;) でも、そうするといつまで経ってもマフラーの取り外しのときに覗く排気ポートはカーボンも無く美しく、数年乗っても歯垢のようなものが薄くきつね色で付くだけで、ほっといても勝手に割れて取れていきます。
それからというもの下手にポード拡張とかしてバランス崩すよりも、いかに長く健康状態を保てるかに力を注いでいるような気がします。

スレタイトルからどんどん外れていきますが、私はノーマルってすごいと思います。性能と耐久性、乗り味と操作性を時間をかけてバランスさせたもの思います。ただ、量産によるところが残念なところです。グリスはちゃんと塗ってほしいし、旋盤あとやバリは取ってほしいし、見えないところの溶接スパッタ?は取ってほしいし、鋳物より削り出し。。。
この辺だけ不満なんですが、それでバイクの値段あがっても困りますもんね〜。
(2010/02/27 19:10:22)

[776-21] 確かに・・・ 金ちゃん

PONYOさんのおっしゃる通り、云われてみれば・・・グリスの色とか変化無いですよね。トラブルが少ないから、気が付かない効果ですね。ベアリングにグリスアップしている時には、長持ちよりも、あのネバネバをいかに上手に隙間無く入れるかしか考えていなかったなぁ〜。アウターレースとボールベアリングとインナーレースのズレた動きに、グリスを入れた事によるあのトルク感!!!回転方向に対して、やや遅れて回るグリス・・・そう、まるで水飴のような・・・変態を認識しております(爆)→PONYO隊長殿 (2010/02/28 01:57:40)

[776-22] 変態だぁっ...(笑) テキサス

鈴菌に侵されたのと同じ良い(?)意味で、私も「変態」という言葉を最初に思いついてしまいましたが使うの躊躇してました...。すみません。

えと、ホイールベアリングのシールを外したところ、中のグリスはきれいな栗色をしてました。念のためめい一杯グリスを詰め込み、シールの脇からウニュッとグリスを漏らす様にシールしてきました。

ところでホイールベアリングに元々入っていたグリスを落とすのって、構わず溶剤ぶっ掛けちゃうんですか?
(2010/02/28 05:53:07)

[776-23] 私は PONYO


そうですか、テキサスさんもやってしまいましたか。では新隊長と言う事で(笑)

私はパーツクリーナーで洗いました。注意してるのは、ときどきボールを回してしっかり乾燥させてます。また、私のアフリカツインはNTNとNSK製でした。両面シールタイプで新品を開けましたが、どちらも白いグリスで比較的固めですが糸引き感は少ないものでした。(シリコングリスとは違うものと思います。)

昔の先輩の話ですが、
ホイールベアリングは水混入によるグリスの成分分解で油膜切れをおこして破断することがよくある。とくにフロントはスピードメーターなどの複雑さからそうなりやすい。リアは水混入は少ないが、駆動がかかるので油膜切れのときに一気に逝ってしまう。と聞いています。

これ一つとっても自分のバイクへの信頼というか安心感でて長距離に自信が持てるんですよぉ、私。
(2010/02/28 18:49:44)

[776-24] はじめまして。 グリスオタク

見るに見かねて、投稿してしまいました。

グリスについての知識は、こちらが大変参考になります。

[ココをClick]

ベアリング類のグリス交換は一般的に行われますが、注意点としては

1)銘柄違いを使用する場合、古い方は確実に落とす。

2)ベアリングを脱脂した際、エアーなどで吹いて高速回転させない。

3)蓋が付いているタイプの場合、外す際リップ部分を傷つけない様に注意する。


また、大きく分けて、グリスには高回転向きの物と極圧向きとがあります。オートバイで言えば、ホイールベアリングとステムベアリングの違いでしょうか。

シリコングリスは、ゴムシール等への攻撃性が無くて良いのですが、本来の目的には少し弱いのが難点ですので、使用箇所には留意したい所です。

マルチパーパスは良いのですが、性能の幅を広げると価格が高くなってしまいます。
出来る限りピンポイントで揃えた方が安上がりですが、個人レベルではその方が逆に高くつくかもしれませんね(笑)

上で紹介した所の、『チキソグリース』はオススメです。

(2010/03/02 02:47:15)

[776-25] う〜ん PONYO


分からない。がんばってみたけど、残念ながら私には理解できましぇん。(^^;)>グリスオタクさん
分かったのは、グリスも(が?)コストダウンの対象なのはショックです。

本来のスレ立て目的、一つ出てきましたね!チキソグリース。それらしい具体的な商品名が出てきたので興味がでてきました。。。が、今のバイクはグリスアップ済んだんで次のバイクで候補に入れます。(^^;)
同じサイトですがこのページは少し分かりやすいですね(下)購入リンクも有りますし。(たっ、高いっすねー)
[ココをClick]


先輩から教わった事の一つがまたポロリと出てきました。普通、グリスは湿気を取り込むんだそうです。(@_@)
なんでも湿気を寄せ付けないグリスも有るとか。。。(受け売り情報ですので^^;)
(2010/03/02 20:57:22)

[776-26] グリス 謎の薄々男

>モリブデングリス
モリブデン粒子自体に潤滑性があるので、油分が無くなっても焼き付きにくいです。
バイクでは極圧性が高いサスペンションのピロボールやリンクに使用するよう指定
されています。
CRM250ではコンロッドベアリングにモリブデンオイル(2ストオイルとモリブデン
グリスを1:1で混ぜたモノ)を塗布するよう指示しています。

車ではドライブシャフトのジョイントに使います。FF車が普及したのは等速ジョイント
が発明されたためですが、ここはモリブデングリスが無いと保ちません。

しかし万能というわけではなく、ホイルベアリングのように高速回転するところに
使うとオイルシールのリップをモリブデンの粒子が削ってしまうのでシールの寿命が
短くなります。

>船舶用耐水グリス
白いヤツが金物屋で売られています。
水が良くかかるところに使うと通常のリチウムグリスよりは長持ちしますが、全く平気
と言うわけではないのでメンテサイクルが伸びるぐらいに思われた方が良いです。

私もステアリングヘッドやリヤサスの通常のグリスが指定されているところに使ってい
ます。でもXL650Rのようにフレームがドライサンプのオイルタンクになっている
バイクでは熱で流れるので使えません。

水に強いのでは昔のシャーシグリースがすごいです。水ばしゃばしゃかけても平気です。
でも熱に弱い上、ゴムを溶かすヤツが多いのでバイクには使いたくないです。

(2010/03/09 02:01:49)

[776-27] リチウム・・・ サル吉

安いリチウムグリースでもコマメにグリースアップしておけば、問題ないでしょう。
小生は、リンクやアクスルシャフトのグリースアップに良く使っていますわ。
(2010/03/15 14:45:58)

[776-28] 謎の薄々男さんへ グリスオタク

>>モリブデン粒子自体に潤滑性があるので、油分が無くなっても焼き付きにくいです。

と言うのは如何なものでしょう!?グリースは油分が主体です。『油分が無くなっても』はナンセンスです。

また、
>>CRM250ではコンロッドベアリングにモリブデンオイル(2ストオイルとモリブデン
グリスを1:1で混ぜたモノ)を塗布するよう指示しています。

も如何かと思います。本当にそうサービスマニュアルに記載されているのでしょうか?
それならば、ホンダのマニュアルも「???」ですね。。。。(もしくは何か他の思惑があるのかもしれませんが。。。)
まぁ、ホンダのバイクを見る限り、「???」なものが多いですから。。。

ちなみに、一口で『モリブデン』と言っても種類は様々なので、安易な発想は危険です。

大きく分けて、『有機モリブデン』と『二硫化モリブデン』があります。
『ニ硫化モリブデン』はよく見る『黒いヤツ』の事ですが、油分への溶け込みがありません。

よって、crmのコンロッドベアリングに塗布するグリスが『ニ硫化モリブデン』なら、そのベアリングは、グリスでのみ潤滑していることになります。
その事での焼き付きはありませんが、レスポンスが悪くなります。
(グリスを塗布しないと、コンロッドベアリング一つ潤滑出来ない構造という事でしょうか?)

また、オイルから見たら『ゴミ』と同じなので、万が一シリンダーの隙間等に入り込んだりしたら、そのダメージが心配です。

『ニ硫化モリブデン』とオイルの、同一箇所での使用はあまり推奨出来ません。車等の添加剤等でも同じです。

『有機モリブデン』はオイルへの溶け込みがあるので、オイルの性能向上には一役買いますが、熱を受けるといずれ『ニ硫化モリブデン』に変化してしまうので、結局の所は同じです。
溶け込みが良く細部に行き渡る分、かえってタチが悪いかもしれませんね。

2ストロークエンジンは、オイルを燃やす構造をしているので、燃えにくい物を『混ぜる』という発想に「???」です。
(2010/03/16 05:20:02)

[776-29] モリブデン さんごう。

固体潤滑↓
[ココをClick]
(2010/03/16 19:30:16)

[776-30] モリブデン 謎の薄々男

モリブデングリスと言えば2硫化モリブデンのことです。
だから黒いんです。
エンジンオイルなどに入ってる有機モリブデンとは別物です。

もちろん潤滑のメインはグリスの油分です。
しかし万が一油分が無くなっても焼き付きにくいように
固体潤滑剤のモリブデンが混ぜられているのです。
焼き付かないなんて言ってませんし、潤滑のメインが
モリブデンだとも言っていませんよ。

モリブデンオイルのことはホンダのマニュアルに
ちゃんと載っています。作り方も指示されています。
私がでたらめを書いてるとでも思っているのでしょうか?
思いこみではなく、きちんと調べてから書いていただき
たいものです。

これもモリブデンペーストを塗れと書いてあるわけでは
ありませんので潤滑のメインはあくまでオイルです。
ちなみに油分へのとけ込みが無くても潤滑は可能です。

ハンマードリルに入れるモリブデン入りオイルを添加剤として
エンジンに入れるよう勧めているHPがありますが、これと
同じようなレベルの話と勘違いなさっているのでしょうか?



(2010/03/18 01:33:46)

[776-31] 謎の薄々男さんへ グリスオタク

あくまでこのスレッドの目的が『グリースについて』という事なので、グリースを中心にした考え方を書き込んだつもりだったのですが。。。。。


『グリース』というのは、エンジン等のように密閉された箇所でのオイルによる潤滑が困難な場合使用されます。
潤滑性能は、流動性の高い『オイル』に分があるということです。

しかしながら、構造上密閉が困難な場合『やむなく』グリースを使用するということになります。

グリスとは、主成分となる『鉱物油』に『増ちょう剤』をまぜることでペースト状にしたものの事を言います。良く耳にする『リチウムグリス』とは、『リチウム石けんという増ちょう剤を用いてペースト状にしたグリス』という事です。

そうしてできたグリスの、潤滑性能や極圧性を高める為に『添加剤』を混ぜるのが一般的です。その添加剤の一つに『二硫化モリブデン』があります。

したがって、「万が一油分が無くなった時」を想定して添加されているのではなく、「ベースグリスの性能を上げる為」に添加されるのです。

メーカーは、ユーザーの怠慢整備によるグリス切れ(油切れ)状態でのベアリング保護までを想定しているのではありせん。


また、私は、謎の薄々男さんが、デタラメを仰ってるとは思っていません。『本当にそう書いてあるんですか?』というフレーズが、あらぬ誤解を招いてしまったのかもしれません。その点はお詫びします。

>>CRM250では、コンロッドベアリングに〜〜〜〜指示しています

の部分で、『誰が何処で指示』しているのか解らなかったので、「サービスマニュアルで、ですか?」と質問したのであります。

その後に書いてる事は、あくまでグリスオタクである私の、個人的な意見です。「ホンダに」文句を言っているつもりでした。(スズキ好きの皆さんの前でなので、良いのかな?と思ったのですが。。。。)
エンジンの中に、オイルと1:1であれ、ペースト状のグリスを入れろというメーカの指示に納得がいかなかったからです。

新品エンジン組み立て時のグリスもありますが、私はあれもナンセンスと考えます。

ハンマードリルのことはよく解りません。

(2010/03/18 04:17:50)

[776-32] 訂正 グリスオタク

誤『エンジンの中に、オイルと1:1であれ、ペースト状のグリスを入れろというメーカの指示に納得がいかなかったからです。』

正『エンジンの中に、オイルと1:1であれ、モリブデングリスを入れろというメーカの指示に納得がいかなかったからです。』
(2010/03/18 04:28:03)

[776-33] 九州から帰ってきました^^; PONYO

遠かった・・・

それは置いといて、しばらくほっといてスミマセンでした。なんかすごい事になってますね。私にはサッパリです。(^^;)
シャーシグリースはフットブレーキ軸のカーラーとかサイドスタンド、センタースタンドにいいかもしれませんね。
(2010/03/25 03:33:14)

[776-34] でも・・・ すぴ

久しぶりに書き込み致します。

何かここまで来ると本当に「プロ?レベル」の話になりますね。
私は、
@金属同士が摺り合う所にはモリブデン系。
Aラバー系や螺子の締め付け時にはホムセンのふつーのグリス。
Bブレーキ系等の熱が掛かるところにはシリコン系。
で、メンテしております。

ただAのラバー系には、中にはラバー(ゴムですね。)を膨潤させてしまうのもあるのでこれには注意を払う程度です。

でも基本的には、サル吉様が仰っている様に、「マメにグリスアップ」が一番かと・・・

どんなグリスでも、砂やホコリ水分は天敵です。
それらを取っ払うのが第一かと・・・

2010/04/08 20:49:25

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