初めましてノリクンと申します。今日入会登録させていただきました。今後とも宜しくお願いいたします。 遅くなって恐縮です話題のスイッチですが、私は低中回転域からアクセルを急に全開付近まで開けたときに、ノッキングを防止するために点火時期を遅角させるためのものと考えます。急にアクセルを開けると空気は大量にシリンダーの中に入りますが、ガソリンは空気より比重が重い上に負圧により吸い出されるもののため、急には吐出量が増えず一時的に混合比が薄い状態になります。この状態ではスパークプラグによって点火されてから燃焼圧力が通常より短い時間で高まりピストンが圧縮行程を終えないつまり上死点前でこの圧力により残りのガソリンが自己着火すなわちノッキングを起こす危険性が高まります。これを回避するためには点火時期を遅らすのが最も簡単確実であり(遅らせすぎるとパワーやフィーリングが低化するため四輪ではノックセンサーを用いノック傾向にあるときのみ遅角させる場合が多いようです。)DRではキャブ横のスイッチにその役目をさせているものと思われます。ちなみに高回転域では気筒当りの排気量が大きいエンジンの宿命で一回当りの吸気量が減ってしまうのと低中回転域ほど急激な回転の上昇は起こらないのでスイッチのON OFFに関わらず点火時期に変化はないと思われます。 ただこのスイッチを逆手に取りつまりスイッチにつながる配線2本をハンドルまで引っ張り任意にON OFFできる(全開付近では自動でONになる)スイッチにつなげることにより特性が任意にマイルドに変更可能になると思われます。このためにRMX250Sのキルスイッチを今日注文してきたので結果が出たら報告します。 読みにくい長文大変失礼いたしました。これからも宜しくお付き合いのほど宜しくお願いします。 (2007/11/30 23:40:57)
|