さて、ディメンションについてです。
先ずフロントが17インチと、ノーマル21インチより4インチ小さくなります。 すなわち、直径が約100.98mm小さくなるのです (1インチ25.23mmで算出) ※正確には25.4mmです。 当然車輪ですから中心軸を支えるので、見た目には、フロントが約5センチ下がるのです。
それに合わせて、リアも下げなければなりませんが、DR650SEは有り難い事に、元々車高を4センチダウンできる設定になってます。 勿論、ショートスタンドもメーカーオプションで在ります。 で、早速ローダウンに掛かります。(詳しくはサイトマップのQAコーナーをクリック)
ローダウンした場合は、ホイールトラベルが260mmから、220mmと短くなります。 ご存知の通り、リンクサスなのでホイールが沈めば沈むほど、“立ち”が強くなります(踏ん張る)
見た目の立ち姿はこれで前後とも均衡が取れますが、今のままですと、フロントのホイールトラベルが260mmのままなので、リアと御そろいにするため、4センチ油面を上げるのです。 これで急ブレーキの時に前のめりにならずに済みます。
お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、そう、まだフロントが1センチ低いのです。 ここで好みが分かれるのですが… 大きく二通り。
※1:キッチリ4センチ油面を上げてスプリングにイニシャルを懸け(1.6mm程度のワッシャを入れる)てやり、普段は1センチ低く戦闘的だが、ブレーキング時に踏ん張るようにする (この際戻りは早くなります=コーナー苦手の直線番長型)
※2:ホイールトラベルはリアより1センチ減るが、通常時からの姿勢安定を優先し、油面をもう1センチ上げてやり、ブレーキング時の姿勢変化を抑え安定させる。 (この際戻りは普通でコーナーリング時もサスが良く動く=安定旋回型) (2009/06/27 22:29:11)
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