北海道とかでは不要かも知れませんが、冬でもバイクで移動が基本の私は、これが気になっていました。 在庫処分で出ていたので9月末にタイチで買ったのですが、DRの純正グリップはスロットルの芯に接着されていますので、剥がさないと付きません。芯のリブも削る必要があり、つばの所は傘状にプラスチックが出ていますので、それも加工しないと電熱グリップが端まで入りません。 まずはグリップのゴムをカッターで削りました。傘状の部分はグラインダーと木工鑿で削ります。リブ削りの仕上げにも鑿は良い仕事をしてくれました。自分も付けたいと言う方にはお勧めです。百均で売ってる奴で十分です。 ディトナのホットグリップで、買ったのは125粍ですが、DRのグリップは120粍位しかないので、端をカットする必要があります。取り扱い説明書では端から13粍カット可能となっています。ただ天の邪鬼の私は、芯の方を長くしてグリップはそのまま使うことにしました。 手前の輪っかは、ヤマハのスクーター用の芯をカットしたものです。DRの芯で足りない分これを入れました。 (2009/12/06 00:48:16)
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芯の用意ができたら、左側のグリップを外します。メガネとかに使う極小ドライバとかで簡単に外れました。 シンナーとかを使って古い接着材を撤去します。アルコールで脱脂したあとセメダインX2をハンドルとグリップの穴の中にも薄く塗ってしばらく乾かし、所定の位置まで一気に突っ込み、接着剤が固まるまで、タイラップ等で縛ってグリップをハンドルに密着させ、10分以上待ちます。 右側も接着しますが、コードとブレーキレバー等の干渉に気をつけます。 (2009/12/06 01:28:33)
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配線は、付属の金具を使ってETCの電源から取りました。念のため平型ヒューズを入れてあります。 (2009/12/06 01:12:37)
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スイッチは、セルボタンの上が丁度平らになっているので、付属の両面テープで取り付け終了です。(北米はパッシングも何も付いてないので、スイッチをつけるスペースがありましたが、豪州等だとここに取り付けられるのかは分かりません。) (2009/12/06 01:16:47)
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取りつけてから長距離を走っていないので、まだはっきりと評価できないのですが、とりあえず暖かくなり、冷たいレバーに触りたくなくなります。ということで、クラッチやブレーキの操作をしたくなくなります(アブね〜、笑)。 表題を棍棒とした理由になりますが、純正よりグリップの太さが相当太いので、棍棒を握っているような気になります。 街中を走る分には良いのですが、藪こぎ的な走り方をするには、意識してグリップを握らないと多分ハンドルから手が外れてしまうかもしれません。 グリップヒーターによっては、フィルム状の電熱線を張り付け、その上からグリップを接着するタイプがありますが、そちらの方が影響が少なくてオフ車には向いているかも知れませんね。 ちなみに私の腕(足の長さ?)では、ゲロ(藪こぎを含む)は不可能です(笑)。 (2009/12/06 01:31:47)
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